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音羽米を育てる研究会の始まり

昭和60年(1985年)国の法律が少し変わり、農家が作ったお米を直接売ることができるようになりました。これをきっかけに、音羽町の農協の若い人たちが「安心して食べられるお米を作ろう」と活動を始めました。

ただし、そのためには「農薬をほとんど使わない」「化学肥料を減らす」など、とても厳しい条件がありました。農協の中でも「大変すぎるのではないか」という反対意見がありましたが、近藤壹太さんや堀内重昭さんの後押しで、農協が正式に協力することになりました。これが音羽米を育てる研究会の始まりです。

 

平成元年(1989年)には、2軒の農家が63アール(約6,300㎡)の田んぼでお米を作り、36俵(約2,160kg)の販売計画を立てました。消費者とも話し合いながら、肥料や除草剤の選び方を工夫していきました。

平成2年(1990年)農協が合併して「ひまわり農協音羽事業所」となり、生活クラブ生協とのつながりができました。これでお米の販売先が安定しました。

さらに平成4年(1992年)福岡県の宇根豊さんが「無農薬栽培」の講演を行い、参加者は大きな感動を受けました。この講演をきっかけに仲間が増え、田んぼの面積も広がりました。同じ年に「グリーンセンター音羽」が開店し、音羽米の店頭販売も始まりました。

平成27年(2014年)環境保全型農業推進コンクール 農林水産省生産局長賞を受賞し、

令和2年(2020年)豊川市ふるさと納税に採用されました。

令和4年(2022年)音羽米は、豊川市の「とよかわブランド」に認定されています。

・研究会の現在の取り組み

安全・安心なお米作り: 自然や人、子どもたちみんなにやさしい農業を目指し、種作りから丁寧に育てています。減農薬・有機質肥料: 現在は慣行のお米作りの3分の1まで農薬を減らし自然と対話しながら栽培をしています。すっきりした優しい味わいのお米は、冷めてもおいしくいただけます。

・新しい環境への配慮と新しい取り組み

再生可能エネルギーの活用(田んぼ電気プロジェクト): 田んぼと田んぼの間のあぜが広いという地域の特性を利用し、そこに太陽光パネルを設置する「ソーラーシェアリング」を行っています。この環境にやさしい電力は音羽米生産に必要な電力に充てられています。

・地域とのつながり

町ぐるみの活動: 中核となる農場を中心に、現在70人を超えるメンバーが町ぐるみで安全なお米を作り、JAひまわりや生活クラブ愛知などに出荷しています。

音羽米を育てる研究会は、日本の伝統的な米作りを受け継ぎながら、安全性へのこだわり、環境に優しいエネルギーの活用、新しい技術の導入を通じて、持続可能な農業の未来を目指している生産者の組織です。

音羽米を育てる研究会
会長
鈴木 晋示

地域みんなで農薬を減らす挑戦

地域ぐるみで農薬を減らす取り組みは、思っているよりずっと大変です。

もともとは20種類ほど使っていた農薬を、話し合いや工夫を重ねて、少しずつ減らしてきました。ある時期には、なんと4種類まで減らすことに成功しました。

でも、最近は地球温暖化の影響で新しい病気や害虫が出てくるようになり、どうしても対策が必要になってしまいました。そのため、今では農薬の種類が6種類に戻っています。

地域全体で農薬を減らすと、想像とちがって害虫がかえって増えてしまうこともあり、 「お米をつくるって本当にむずかしいんだ」と実感する毎日です。

 

それでも少しずつ希望も見えてきています。まだ面積は多くありませんが「有機JASの音羽米」も安定して作れるようになってきました。次の高みにつながる新しい生産方法も、着実に育っています。

これからも、よりよいお米づくりに向けて、地域みんなでがんばっていきます。どうぞ応援よろしくお願いします。

中川様.png
こだわり農場鈴木
常務理事 中川淳一
ふるさと納税
生活クラブ
生活クラブ電気
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音羽米を育てる研究会:愛知県豊川市萩町上林54

TEL:0533-87-3884

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